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温ねるコト

私ゴトだが、かれこれ20数年前に、はまりにはまった小説家が、今夏、直木賞を受賞された
久しぶりの歴史物、550ページ超の大作だが、読んだ価値があった
 
最近、歴史もの離れが起こっていると聞く
幼少期から、大河ドラマは欠かさず観ているけれど、確かに歴史小説の類からは、遠ざかっていた
 
京進ではグローバルな事業も展開しているが、以前から海外での日本人は「哲学」を語るのが苦手だとは言われていた
さらに、日本人は自国の歴史を知らなすぎるという風にも言われているようだ
別の本で読んだのだが、世界で紹介されている「世界三大古戦場」には、関ヶ原の戦いの「関ケ原」がランクインしているそう
海外で、関ヶ原の戦いって、なぜ三大古戦場なの?とか、どうやって起こったの?と聞かれたら、どう答える?
 
世の中の流れがこれだけ早く、世界的にネットワークも広がる現代
だからこそ、生まれ育った国・地域の歴史や文化をしっかりと知ることが、
グローバル社会で生きていく必要条件のように思う
 
「温故知新  故(ふる)きを温(たず)ねて新(あたらし)きを知る」
師走に改めて、この言葉を実感した次第です
 
PS…関ケ原、あの狭い場所に約17万の軍勢が集まったのは世界史的に稀有な出来事なのだそう
海外では関ヶ原の戦いを学んでいる人が少なくないとか…


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