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今年も開催しました!大人気の探究教室オンラインイベント。小学生が「日本の歴史と世界遺産」について議論

小学生が世界遺産について議論

京進の中学・高校受験TOPΣには、「探究教室」という授業があります。対象は小学5年生と6年生。テキストで取り扱っているテーマは、自然科学や環境問題から、歴史、政治、経済まで、今、世の中で起こっているあらゆること。知識として覚えるのではなく、最新の時事問題を、学びながら考えます。

子どもたちは、テキストの報道写真やその説明を見て、分からない言葉について調べたり、先生の説明を聞いたりして、理解を深めます。そして、「今解きシート」という教材に、自分の考えを書き、発表をします。シートには、他の人の意見をメモする欄もあり、出てきた意見に対して、さらに考えます。さまざまな視点で物事を見て、自分の意見を考え、表現する力をつけていきます。

11月18日の探究オンラインイベント

2023年11月18日(土)に、「探究教室オンラインイベント」が開催されました。毎回、申し込みが100名を超える人気イベントです。当日は、京都・滋賀・大阪・奈良・愛知の5府県に住む小学4年生と5年生がオンライン上で集まりました。

オンライン上で説明をする廣河先生


毎回ひとつのテーマを取り上げ、初めて交流する同年代の参加者と一緒に、意見を発表する楽しさや、違う考えを知る面白さを体験することで、子どもたちの思考力や表現力を育てます。

今回のテーマは「日本の歴史と世界遺産」。とくに、急激に増えつつある外国人観光客に向けた日本文化の発信と、オーバーツーリズムの問題について考えました。外国人観光客に体験してほしい日本文化は、自分が住む地域特有の文化から、和食、書道など、たくさんのアイデアが出ました。また、オーバーツーリズムの問題への解決策もたくさん発表してくれ、積極的な姿が印象的でした。イベント後のアンケートでも充実の声がたくさん集まりました。

参加者の声

「自分とは違う意見の人がいて、その意見にも『なるほど』と思ったので、いろいろな意見が聞けてよかった」
「日本文化の体験会を考えるのは難しかったけど、楽しかったです」

参加者アンケートより

自分の考えを発表し、違う意見を聞く力を育てるこのイベント。違う地域に住む同年代の子どもたちと、楽しそうに意見交換をする姿が印象的でした。将来はこの子どもたちが大きな視野で考えて、日本や世界で活躍してほしいと願っています。


探究教室とは?  
活きた知識を学び、その知識を活用し自分の考えを表現するチカラを育てる、京進の中学・高校受験TOPΣが開講する授業です。最新の現代社会が抱える問題について学びながら、文章読解力・筋道を立てて考える論理的思考力・科学的な視点をもって資料を読み取ったり考察したりする力をつけていきます。論理的思考力や表現力は、現在、大学入試においても重要視されています。