災害は突然やってくる!社員の皆さまに知っていただきたい防災知識
この記事は、2021年12月2日に社内限定Webサイトで公開されたものです。
11月16日(火)、京進 本社ビルにて、下京消防署の立ち合いの元、防災訓練を行いました。訓練は、各部署からの参加者57名で実施しました。
消防署員の方のデモンストレーション後、参加者それぞれが疑似消火器で消火訓練。その後は、各自フロアに戻り消火・通報訓練。
火元は参加者には事前に告知されず、抜き打ちで2回訓練を行いました。
火災時の通報(119番通報)は、非常ベルや館内放送が響く中、周囲の状況を確認しながら正確に応答するのは至難の業かもしれませんが、消防署が1つ1つ聞いてこられるので、落ち着いて答えましょう。
以下のようなやりとりになります。(回答例は本社ビル発生の場合です。参考にしてください。)
① 火事ですか・救急ですか。
→火事です。
② 住所はどこですか。
→京都市下京区烏丸通五条下る大坂町382-1 株式会社京進 本社ビルです。
③ どこがどのくらい燃えていますか。
→10階建てのビルの8階で、ダンボールが激しく燃えています。
④ けが人はいますか。
→いません。
⑤ 建物内に従業員は何人いますか。
→150人前後です。順次避難しています。
下京消防署員の方から、避難に関する講評がありました。
館内アナウンスが流れたら、どこで火災が発生しているのかしっかり聞いて行動する(火災レベルをチェックする)
避難する際は、トイレや倉庫など逃げ遅れている人がいないか確認する
発火を発見したら自分一人で対応しようとするのではなく、周りの人に助けを求め、館内全体にアナウンスすることが大切(通報・館内放送でアナウンス・消火活動)
普段から消火器の場所、避難経路や緊急時の連絡先などをチェックするよう心がける
「緊急連絡先一覧」はつねに目につく場所に掲示しておく
京進本社ビルでは、毎年、1時間半ほど時間をかけて防災訓練を行っています。いつ起こるかわからないからこそ、毎年時間をかけて避難計画を見直しながら訓練を行い、万が一に備える、対処する心構えを準備することが大切です。
万が一に備えひとりひとりが改めて、自身が勤務する事業所や校舎・教室の消火器の設置場所や避難経路、一時避難の場所を確認し、常時「緊急時連絡先一覧」を目の届くところに掲示しておくなど、安全・安心を常日頃から心がけていきましょう。